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選び方やキレイなかけ方も解説
近年、新しい種類のアイロンとして「衣類スチーマー」というアイテムが登場し、
衣類をかけながら手軽に衣服のしわを伸ばせるようになりました。
しかし、衣類スチーマーを購入する際に「本当にしわを伸ばせるの？」「どうやって商品を選べばいいの？」
といった疑問を持たれる方もいるかと思います。
また、「スチームアイロンとの違い」も気になるところでしょう。
そこでこの記事では、衣類スチーマーとスチームアイロンの違いや選び方のポイントなどを解説します。
最後にはおすすめの商品も紹介するため、ぜひ参考にしてください。
目次
衣類スチーマーとは？スチームアイロンの違い
衣類スチーマーは、高温の蒸気を衣類に吹き付けて、繊維をほぐしながらしわを伸ばす便利なアイテムです。衣類のしわを伸ばせるアイテムは、衣類スチーマーの他にスチームアイロンがありますが、いったい何が違うのでしょうか。
ここでは、衣類スチーマーとスチームアイロンの違いと使い分け方を紹介していきます。どちらにも得意・不得意があるため、特徴を押さえておきましょう。
衣類スチーマー：ふんわりとした仕上がり
衣類スチーマーの特徴は、衣類をハンガーにかけながらスチームを当ててしわを伸ばせる手軽さにあります。アイロン台が不要で、電源を入れてから使えるまでの時間も短いことから、朝の忙しいタイミングにぴったりのアイテムといえます。
ただし、綿や麻など一部の素材については、使用しても完全にしわを伸ばせないことがあります。パリッとした仕上がりにはなりにくく、ふんわりとした出来上がりになるのが衣類スチーマーの特徴です。
スチームアイロン：パリッとした仕上がり
スチームアイロンは押し当てながら使用できるため、細かいしわまで伸ばせるのが特徴です。スーツやシャツ、大切な洋服などのしわもしっかりと伸ばせます。
しかし、使用するにはアイロン台が必要だったり、使える温度になるまで時間がかかったりと、デメリットもあります。時間に余裕があるときにしっかりとアイロンがけを行い、パリッとした仕上がりにしたい場合におすすめです。
失敗しない衣類スチーマーの選び方
手軽に使えて種類も豊富な衣類スチーマーですが、それぞれの製品に特徴があります。どれを選んでも同じだと思って購入してしまうと、思っていた仕上がりが実現できないケースもあります。ここでは、失敗しない商品選びのポイントを紹介します。
手軽に使いたいなら「スチーム専用タイプ」を選ぶ
手軽にしわを伸ばしたい場合におすすめなのが「スチーム専用タイプ」です。先述のとおり、衣類をハンガーにかけたまま使えるため、外出前に急いで使いたいときに重宝します。
高温のスチームによって、除菌・消臭効果が期待できる商品もあります。カーテンやソファなど、匂いや雑菌が気になるものにも使えるのがおすすめできるポイントです。
また、スタイリッシュでデザイン性に優れているためインテリアとも調和しやすく、使わないときでも部屋の雰囲気を保ちやすいでしょう。
細かいしわも伸ばしたいなら「プレス兼用タイプ」を選ぶ
「プレス兼用タイプ」のスチーマーであれば、細かいしわにも対応できます。押し当てて使えるため、パリッと仕上げられるほか、シャツに折り目を付けることもできるので、仕上がりの質にこだわる方にはおすすめです。
ただし、プレスをするには台が必要で手間がかかります。朝の短い時間でサッと済ませたい場合には適さないので、その点も考慮して選びましょう。
重量やコードの有無を確認して選ぶ
衣類スチーマーの使いやすさを考えた場合、製品の重さやコード有無は重要なポイントです。
衣類スチーマーの重量が軽いほど、使用時の手への負担が少なるため、選ぶ際には水を入れた後の重量を考慮しましょう。
また、コードレスに対応していれば場所を選ばずに使用できます。小型のものであれば旅行や出張にも持っていくことができるため、長期滞在時などに重宝します。
立ち上がり時間を確認して選ぶ
電源をつけてから使えるようになるまでの時間を立ち上がり時間と呼びます。モデルによって立ち上がり時間に差があり、モデルによっては30秒以内に立ち上がるものもあります。外出前などの忙しいタイミングで使うことが想定される場合には、立ち上がり時間が短い商品を選びましょう。
温度設定機能の有無を確認して選ぶ
シャツやスーツだけではなく、デリケートな素材についてもしわを伸ばしたい場合は、温度調節ができる製品を選びましょう。
デリケートな素材を痛めずに手入れするには、衣類スチーマーを低温で使用する必要があるため、おしゃれ着に使用したい人は注意が必要です。素材によっては、あて布を使って衣類スチーマーを使用した方がよい場合もあります。
水タンクの容量や噴出時間に注意して選ぶ
水タンクの容量が少ないと作業中に何度も水を入れなければならず、手間がかかってしまいます。そのため、使い勝手を考えるのであれば、容量が大きくスチームの噴出時間が長いタイプを選びましょう。ただし、水タンクの容量が多いと水を入れた際に重くなるため注意が必要です。
また、スチームの噴出時間は「g/分」という単位で表されます。この数値が大きいほど1分間で噴出できる量が多く、短時間でしわを伸ばすことが可能です。
衣類スチーマーのキレイなかけ方
衣類スチーマーの使い方のコツは、衣服のボタンを全て閉め、ハンガーにかけた状態でアイロンがけを行うことです。その際、ハンガーは滑り落ちにくいものがよいでしょう。
また、衣服の端を軽く引っ張りながら作業するのも、キレイにアイロンをかけるポイントです。しわが伸びやすい状態でかけることで、仕上がりがよくなります。
また、ゆっくりとアイロンを動かすことも大切です。作業時間を多くとれない場合は、噴出量が多いモデルを使うと、短時間で仕上げることができます。
おすすめの衣類スチーマー7選
ここからは、おすすめの衣類スチーマーを以下の2つのタイプに分けて紹介します。
• 手軽に使える「スチーム専用タイプ」
• 2way機能で便利に使える「プレス兼用タイプ」
2way機能とは、ハンガーにかけた場合とアイロン台を利用する場合の両方で使えるタイプです。各製品のスペックを確認して、ご自身の目的に合った衣類スチーマーを選びましょう。
手軽に使える「スチーム専用タイプ」
朝忙しい時間に重宝するスチームタイプの衣類スチーマーを紹介します。気軽に使い方におすすめです。
ティファール｜T-fal 衣類スチーマー 大量スチームモデル アクセススチーム フォース DT8261J0
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 283×130×141mm |
| コードの長さ | 約3ｍ |
| 本体重量 | 約1.160g |
| 消費電力 | 1400W |
| 付属品 | アタッチメントブラシ・スチームボンネット |
| タンク容量 | 185ml |
| スチーム量 | 平均23g/分 |
| 立ち上がり時間 | 約25秒 |
ドウシシャ｜DOSHISHA 衣類スチーマー クリーム HSW-102CR
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 245×105×135mm |
| コードの長さ | 2.4m |
| 本体重量 | 750g |
| 消費電力 | 1000W |
| 付属品 | 取扱説明書・保証書、スチームヘッドカバー、スポイト |
| タンク容量 | 150ml |
| スチーム量 | 15g/分 |
| 立ち上がり時間 | 30秒 |
2way機能で便利に使える「プレス兼用タイプ」
パリッとした仕上がりにできるプレス兼用タイプを紹介します。しわをしっかり伸ばしつつ、折り目も入れたい方におすすめです。
日立｜HITACHI 衣類スチーマー HITACHI オフホワイト CSI-RX50-W
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 約130×180×85mm（本体のみ） |
| コードの長さ | 約2.3m |
| 本体重量 | 約690g（本体のみ） |
| 消費電力 | 950W |
| 付属品 | ブラシアタッチメント、スタンド、注水カップ |
| タンク容量 | 約130mL |
| スチーム量 | 約14g/分 |
| 立ち上がり時間 | 約30秒（高温設定時） |
アイリスオーヤマ｜IRIS OHYAMA 衣類スチーマー ホワイト KIRS-01
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 約150×180×85mm |
| コードの長さ | 約2.5m |
| 本体重量 | 約790g |
| 消費電力 | 950W |
| 付属品 | 専用スタンド、専用ミトン、軽量カップ |
| タンク容量 | 約60ml |
| スチーム量 | 約11g/分 |
| 立ち上がり時間 | 約15秒 |
東芝｜TOSHIBA 衣類スチーマー ライトベージュ TAS-V7-N
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 約132×約70×約170mm |
| コードの長さ | 約2m |
| 本体重量 | 約0.69 kg |
| 消費電力 | 950W |
| 付属品 | スタンド、水量カップ（1個） |
| タンク容量 | 120mL |
| スチーム量 | 約15g/分 |
| 立ち上がり時間 | 約21秒（低温設定時） |
カロスビューティーテクノロジー｜KALOS BEAUTY TECHNOLOGY 衣類スチーマー Stylish Steamer ホワイト RMSS401-W
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 約232×152×76mm |
| コードの長さ | 約1.9m |
| 本体重量 | 約700g |
| 消費電力 | 1000W |
| 付属品 | 衣類用ブラシ・給水カップ・スタンド |
| タンク容量 | 約140ml |
| スチーム量 | 約25g/分（「強」）約18g/分（「弱」） |
| 立ち上がり時間 | 約40秒 |
アビテラックス｜Abitelax 衣類スチーマー ホワイト AIS-W
| 本体サイズ（高さ×幅×奥行き） | 約132×168×85mm |
| コードの長さ | 約2.5m |
| 本体重量 | 約750g |
| 消費電力 | 1200W |
| 付属品 | スタンド/専用カップ |
| タンク容量 | 約100ml |
| スチーム量 | 約15g/分 |
| 立ち上がり時間 | 約25秒 |
時間がないときでも衣類のしわを伸ばしたいというニーズに応えてくれる衣類スチーマー。手軽にサッと作業したい場合は衣類スチーマー、しっかり仕上げたいときはスチームアイロンと使い分けるとより効果的です。
また、衣類スチーマーを購入する際には、目的や作業場所に合わせて重さやコードレスなどの仕様も考慮して選びましょう。
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衣類スチーマーとは？
衣類スチーマーは気軽にすぐ使えるのが特徴です。一方で、スチームアイロンはアイロン台が必要ですが、パリッとした仕上がりにできます。詳しくは「▶衣類スチーマーとは？スチームアイロンの違い」をご覧ください。
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衣類スチーマーはどうやって選べば良いの？
すぐに使えて楽にしわを伸ばしたいなら「スチーム専用タイプ」、パリッと仕上げたいなら「プレス兼用タイプ」を選びましょう。詳しくは「▶失敗しない衣類スチーマーの選び方」をご覧ください。
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