【2024最新】一人暮らし向けおすすめ炊飯器10選！選び方も解説

一人暮らしを始めると冷蔵庫や洗濯機など、生活に欠かせない家電の購入が必要です。その中でも炊飯器は優先度が低く、購入を迷っている方も多いのではないでしょうか。一人暮らしの方が炊飯器を購入するメリットは以下の通りです。

▼自炊をすることで節約につながる
▼炊飯以外の調理もできる

ここからは、それぞれの具体的なメリットを解説していきます。

1日に1回ごはんを食べる場合、150gが100円のごはんパックを毎日購入すると、月に3,000円以上の出費になります。一方、10kgなどの袋でお米を購入して炊飯器で炊くと、電気代も考慮しても月に1,800円程度しかかかりません。

◆10kg 4,000円のお米を購入した場合の例

1日に1回150g（1合）のお米を食べるとすると10kgでは約67回分となるため、1食分は60円ほど、1ヶ月では1,800円ほどです。

電気代は地域や電力会社で異なりますが、経済産業省の省エネ性能カタログ電子版によると炊飯1回あたりの消費電力は平均122Whで、年間電気代は1,383円です。これらを基に1か月当たりの電気代を算出すると、46円となります。

参考：経済産業省 省エネ性能カタログ電子版

ごはんパックを買う場合と炊飯器でお米を炊く場合では、1か月当たり40％ほどの節約が可能です。炊飯器購入という初期投資は必要ですが、長期的に見れば大きな節約につながるでしょう。

また、自炊することで栄養バランスの取れた食事を摂れて、健康面でもプラスの効果が期待できます。

炊飯器はごはんを炊く以外の調理も可能なので、料理のバリエーションが増えます。

例えば、煮物やスープ、カレーなどを炊飯器で調理すれば、鍋を使う必要がなく、洗い物も少なく済みます。忙しい一人暮らしの方にとって、時間と労力の節約につながります。

また、炊飯器を使って蒸し料理やケーキを作ることも可能です。炊飯器料理を駆使すれば、限られたキッチンスペースでもさまざまな料理を楽しめます。

炊飯器を選ぶ際は、自分の生活スタイルや好みに合わせて選択することが重要です。自分に合った炊飯器を選べるよう、以下のポイントをチェックしてみましょう。

▼炊飯容量を確認する
▼炊飯器の種類と炊き上がりを確認する
▼内釜の素材と厚さを確認する
▼その他の機能を確認する

また、炊飯器の選び方についてさらに詳しく知りたい方は、「▶炊飯器の選び方とは？メーカーごとの違いや新生活におすすめの炊飯器も紹介！」もご覧ください。

炊飯容量は、炊飯器選びの中でも特に重要なポイントです。一人暮らしは、大きな炊飯容量を必要としないケースが多いので、一般的に3～3.5合の炊飯器がおすすめです。

1～1.5合の炊飯器は、自炊頻度が低い方や、毎回炊きたてのごはんを楽しみたい方に適しています。少量を効率的に炊けるため、食べ残しの心配も少なくなります。

3～3.5合の炊飯器は、一般的な一人暮らしの方におすすめです。お茶碗約1杯分から約6～7杯分までのごはんを炊けて、余ったごはんは冷蔵や冷凍保存も可能です。将来、家族が増えたときにも使いやすい容量といえるでしょう。

4～5合の炊飯器は、まとめ炊きを前提にしている方におすすめです。毎回お米を炊くより一度にまとめて炊いて電気代を節約したい場合や、お弁当作りや冷凍保存を考えている場合、4～5合が便利です。

炊飯器の炊飯方法は「マイコン式」「IH」「圧力IH」の3種類があり、それぞれ炊き上がりの質や価格帯が異なります。自分の予算と好みに合わせて、最適な種類を選びましょう。

マイコン式炊飯器は、シンプルな構造である分、比較的安価です。炊飯器に高い性能を求めていない方や、とりあえず炊飯器が必要という方におすすめです。ただし、釜の下部にあるヒーターで加熱するため、多少の炊きムラが生じる可能性があります。

IH炊飯器は、電磁誘導加熱方式を採用しており、釜全体を均一に加熱します。そのため、マイコン式と比べて粒立ちが良く、ムラの少ない炊き上がりが期待できます。美味しいごはんにこだわりたい方には適していますが、価格はマイコン式よりも高めです。

圧力IH炊飯器は、IH加熱に加えて圧力をかけることで、よりふっくらとした炊き上がりを実現しています。3つの中で最も高価ですが、自宅でのごはんにこだわりたい方には最適な選択肢です。

炊飯器は内釜の素材によっても炊き上がりが変わります。内釜の素材は主に「鉄釜」「炭釜（セラミック釜）」「土鍋釜」の3つがあるので、それぞれの特徴を抑えておきましょう。

また、内釜の構造も重要なポイントです。内釜の構造には、以下の3種類があります。それぞれの特徴を表にまとめましたので、選ぶ際の参考にしてください。

炊飯器には炊飯以外の便利機能が搭載されているモデルがあります。こだわりたいポイントに合わせて、以下のような機能の有無をチェックしてみましょう。

最後に、一人暮らしにおすすめの炊飯器を10種類紹介します。

それぞれさまざまな容量のものを紹介していきますので、使用目的に応じてお選びください。

5合～5.5合炊きの炊飯器をお求めの方は、「美味しく炊ける！5合、5.5合炊きのおすすめ炊飯器の選び方を紹介」もご覧ください。

一人暮らし向けの炊飯器の選び方は、自分のライフスタイルや好みに合わせて決めることが大切です。炊飯容量、炊飯方式、内釜の素材や厚さ、追加機能など、さまざまな要素を考慮して、最適な炊飯器を見つけてください。

初期投資は必要ですが、長期的に見れば食費の節約にもつながります。自分に合った炊飯器を選び、快適な一人暮らしを楽しんでください。