FINAL|ファイナル ヘッドホン FI-D7PAL [φ6.3mm 標準プラグ]
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商品詳細
D7000は、理想的な構造設計を模索するなかで製品化したフラッグシップヘッドホンであるD8000の研究開発当初から、長期にわたって研究開発を続けてきた製品です。
新設計の「ピナ アライン ディフューザー」の開発と、より高効率な「AFDS:エアフィルムダンピングシステム」を搭載したドライバーの開発を経て、D8000およびD8000 Pro Editionに並ぶ新しいフラッグシップとしてようやく製品化を迎えました。
平面磁界型の繊細な高域とダイナミック型の量感と開放感のある低音を両立したサウンドに加え、特に声や弦の帯域に対しての解像度が高く、艶のある滑らかなサウンドを実現しました。
また、設計全体を見直すことにより、D8000・D8000 Pro Editionと比べて約16%の軽量化に成功しました。
■特長
・新開発「ピナ アライン ディフューザー」を搭載
最新の音響設計が施されたプロフェッショナルレコーディングスタジオにおいてスタンダードとなりつつある拡散(=ディフューズ)による音響調整の考え方をヘッドホンに投入しました。
D8000の開発初期にディフューザーを搭載するというアイデアはあったのですが、ヘッドホンのハウジング内部という特殊な条件において適切なものを開発するのには長い時間が必要でした。また、測定器による理想的な条件下での測定では良い結果が出る一方、実際の耳で聞くと、外耳(ピナ)の形が人によって異なるため、音質に大きな差が生じました。この問題を解決するために、さまざまな外耳の形状に合わせたシミュレーションと実際の聴感実験を繰り返し行ない、最終的にどのユーザーにも最適なディフューザーの形状に辿り着きました。
・より高効率な「AFDS:エアフィルムダンピングシステム」による量感と開放感を感じられる低域
従来の平面磁界型ドライバーユニットには、振動板の振幅が大きくなる低域で振動板がマグネットに接触する問題がありました。
それを解決するために、有限要素法による振動板のシミュレーションと、レーザードップラー振動計による測定を繰り返し「AFDS」という新しい振動板の制動技術を確立しました。これにより、平面磁界型の弱点であった低音の再現性の低さを解決しました。平面磁界型の再発明と言える技術です。
D7000では、振動板のコイル部及びパンチングメタルの形状を再検討し、D7000の目指す物理特性に合わせてより高効率に振動板を制動させることが可能となり、ドライバーユニットが再生可能な低音の最低周波数を下げることで、優れたダイナミック型でしか実現できなかった量感と開放感を両立した低音の再生を可能にしました。また、AFDSを成立させるためには一般的なドライバーユニットに比べ、極めて高い精度が必要となります。
そのため、アルミマグネシウム合金製の切削筐体は高い精度で切削されています。
・平面磁界型の繊細な高域
繊細な高域を再生するには、振動板が軽量であることが何よりも優先されます。D7000は、同じ直径のダイナミック型と比べて振動系重量が約1/3と軽量になっています。超軽量フィルムの振動板に極めて薄いアルミ箔のコイルがエッチングされる構造のため、ダイナミック型では不可欠なコイルと振動板を接着するための、音質に悪影響のある接着剤も使う必要がありません。D7000では接着剤に起因する問題を根本的に解決し、繊細な高域の再生を実現しました。
・和紙を使用した特殊生地の新開発開放型イヤーパッドとヘッドバンド
密閉型はもちろん、オープン型と呼ばれているヘッドホンでも、多くはイヤーパッド内を密閉することで、ドライバーユニットが本来再生できない低域まで特性上の再生周波数を延ばしています。Dシリーズでは、AFDSによって低域の再生帯域を延ばすことが出来たため、ドライバーユニットの能力だけで密閉度の低いイヤーパッドでも十分な低域の再生が可能になっています。この音質に大きな影響を与えるイヤーパッドは、通気性に優れた発泡体と特殊繊維からなるDシリーズのための新規開発品です。D7000には、表面素材としてドライな肌触りと耐久性を兼ね備えた和紙を使用した特殊な生地を採用しています。また、同様にヘッドバンド部も同様の素材を採用し、湿気に強く高い耐久性を実現しました。
・精度を追求した自社工場生産
Dシリーズは川崎の本社内で生産を行なっています。製品組立の精度は、部品の精度と共に、組立を補助する道具である治具の精度に大きく左右されます。部品精度の僅かなばらつきを、組立てながら微調整できるよう、生産治具の設計製造を内製化しています。
新設計の「ピナ アライン ディフューザー」の開発と、より高効率な「AFDS:エアフィルムダンピングシステム」を搭載したドライバーの開発を経て、D8000およびD8000 Pro Editionに並ぶ新しいフラッグシップとしてようやく製品化を迎えました。
平面磁界型の繊細な高域とダイナミック型の量感と開放感のある低音を両立したサウンドに加え、特に声や弦の帯域に対しての解像度が高く、艶のある滑らかなサウンドを実現しました。
また、設計全体を見直すことにより、D8000・D8000 Pro Editionと比べて約16%の軽量化に成功しました。
■特長
・新開発「ピナ アライン ディフューザー」を搭載
最新の音響設計が施されたプロフェッショナルレコーディングスタジオにおいてスタンダードとなりつつある拡散(=ディフューズ)による音響調整の考え方をヘッドホンに投入しました。
D8000の開発初期にディフューザーを搭載するというアイデアはあったのですが、ヘッドホンのハウジング内部という特殊な条件において適切なものを開発するのには長い時間が必要でした。また、測定器による理想的な条件下での測定では良い結果が出る一方、実際の耳で聞くと、外耳(ピナ)の形が人によって異なるため、音質に大きな差が生じました。この問題を解決するために、さまざまな外耳の形状に合わせたシミュレーションと実際の聴感実験を繰り返し行ない、最終的にどのユーザーにも最適なディフューザーの形状に辿り着きました。
・より高効率な「AFDS:エアフィルムダンピングシステム」による量感と開放感を感じられる低域
従来の平面磁界型ドライバーユニットには、振動板の振幅が大きくなる低域で振動板がマグネットに接触する問題がありました。
それを解決するために、有限要素法による振動板のシミュレーションと、レーザードップラー振動計による測定を繰り返し「AFDS」という新しい振動板の制動技術を確立しました。これにより、平面磁界型の弱点であった低音の再現性の低さを解決しました。平面磁界型の再発明と言える技術です。
D7000では、振動板のコイル部及びパンチングメタルの形状を再検討し、D7000の目指す物理特性に合わせてより高効率に振動板を制動させることが可能となり、ドライバーユニットが再生可能な低音の最低周波数を下げることで、優れたダイナミック型でしか実現できなかった量感と開放感を両立した低音の再生を可能にしました。また、AFDSを成立させるためには一般的なドライバーユニットに比べ、極めて高い精度が必要となります。
そのため、アルミマグネシウム合金製の切削筐体は高い精度で切削されています。
・平面磁界型の繊細な高域
繊細な高域を再生するには、振動板が軽量であることが何よりも優先されます。D7000は、同じ直径のダイナミック型と比べて振動系重量が約1/3と軽量になっています。超軽量フィルムの振動板に極めて薄いアルミ箔のコイルがエッチングされる構造のため、ダイナミック型では不可欠なコイルと振動板を接着するための、音質に悪影響のある接着剤も使う必要がありません。D7000では接着剤に起因する問題を根本的に解決し、繊細な高域の再生を実現しました。
・和紙を使用した特殊生地の新開発開放型イヤーパッドとヘッドバンド
密閉型はもちろん、オープン型と呼ばれているヘッドホンでも、多くはイヤーパッド内を密閉することで、ドライバーユニットが本来再生できない低域まで特性上の再生周波数を延ばしています。Dシリーズでは、AFDSによって低域の再生帯域を延ばすことが出来たため、ドライバーユニットの能力だけで密閉度の低いイヤーパッドでも十分な低域の再生が可能になっています。この音質に大きな影響を与えるイヤーパッドは、通気性に優れた発泡体と特殊繊維からなるDシリーズのための新規開発品です。D7000には、表面素材としてドライな肌触りと耐久性を兼ね備えた和紙を使用した特殊な生地を採用しています。また、同様にヘッドバンド部も同様の素材を採用し、湿気に強く高い耐久性を実現しました。
・精度を追求した自社工場生産
Dシリーズは川崎の本社内で生産を行なっています。製品組立の精度は、部品の精度と共に、組立を補助する道具である治具の精度に大きく左右されます。部品精度の僅かなばらつきを、組立てながら微調整できるよう、生産治具の設計製造を内製化しています。
スペック詳細
本体重量 | 437g |
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タイプ | オーバーヘッド型 |
接続端子 | φ6.3mm 標準プラグ |
感度 | 89dB/mw |
インピーダンス | 50Ω |
付属品 | 着脱式OFCケーブル(6.3mmプラグ/3m)専用プロテクトケース、セキュリティキー(2個)、ケーブルポーチ |