特徴や選び方も解説
ママチャリは、近場での買い物や子どもの送迎などに適した自転車です。
しかし、ママチャリの購入を検討しているものの、「おすすめのママチャリがどれか知りたい」
「自分に合ったママチャリの選び方が分からない」などの疑問を持っている方も多いかと思います。
そこで今回は、ママチャリの特徴や、自分に合ったタイプの選び方について解説します。
おすすめのママチャリも紹介するため、自分に最適なママチャリを探したい方は、ぜひ参考にしてください。
目次
【近場の外出におすすめ】ママチャリ自転車の特徴
ここでは、以下のママチャリの特徴について解説します。
また、自転車にはママチャリ以外にも「ミニベロ」や「通勤用自転車」があります。詳しくは「▶【2024年最新】ミニベロおすすめ10選!コンパクト自転車の選び方を解説」「▶通勤用自転車おすすめ12選!走行距離や機能に合わせた選び方も解説」をご覧ください。
近場のお出かけに適している
ママチャリは、ある程度の荷物が積めて小回りが利くため、近場へのお出かけに最適な自転車です。また、比較的安価で購入できて気軽に使える点が、子どもの送り迎えや買い物など、ちょっとした距離の移動手段にぴったりです。
ママチャリが適しているのは、次のような場面です。該当するものがあれば、ママチャリの購入を検討してみましょう。
•スーパーや子どもの送り迎えに歩いていくには遠い
•外出先に駐車場がない/車を停めにくい
•駐車場が空くのを待つ時間がもったいないと感じている
•風を切る心地よさを感じたい
•軽い運動をしたい
•移動手段のコストを抑えたい
カゴや荷台が付いている
一般的なママチャリには、カゴや荷台が付いており、荷物が運びやすくなっています。
前に付いているカゴは、荷物の出し入れがしやすいのが特徴なので、飲み物を前カゴに入れておくと出し入れがしやすいでしょう。前かごに荷物を入れるときは、防犯のためにネットをかけておくと安心です。また、ママチャリは後ろのカゴにも重い荷物を載せることができるので便利です。
ただし、かごに入れられる荷物の重さには制限があるので、購入前にどれくらいの荷物を運べるのか確認しておくと良いでしょう。
ママチャリに装備されているカゴには、さまざまな種類があります。カゴの形状や素材ごとの特徴を、以下の表にまとめました。
カゴの種類 | 特徴 |
ワイヤーカゴ | •目が粗い •見た目がすっきりとしている •比較的衝撃に強い |
メッシュカゴ | •目が細かい •荷物が落ちにくい •衝撃に弱く変形しやすい点に注意 |
プラスチック:合成樹脂など | •合成樹脂 •比較的軽い •衝撃や熱による変形に注意 |
金属 | •スチール/ステンレス/アルミ •重い荷物を入れても安定しやすい •サビに注意 |
メンテナンスが比較的簡単にできる
ママチャリは他の自転車と比べて、メンテナンスしやすいのが特徴です。基本的にママチャリは、油差しやタイヤの空気入れだけで長く使い続けられるため、手入れがしやすく、負担がかからないのがメリットと言えます。
自分に合ったママチャリの選び方
自分に最適なママチャリを選びたい場合、以下の要素について考慮しましょう。
▼坂が多い地域は「変速ギア」の有無・性能を確認する
▼盗難防止のために「ロック機能」を確認する
▼荷物の量に合う「カゴの大きさ」を確認する
▼送り迎えが楽になる「電動アシスト」を確認する
▼重量・耐久性が変わる「素材」を確認する
▼安全面を考慮し「BAAマーク」を確認する
ここからは、それぞれのチェックポイントについて詳しく解説していきます。
坂が多い地域は「変速ギア」の有無・性能を確認する
坂道が多い地域を走行する場合、変速ギアが付いているかどうかを確認しましょう。変速ギアがあるママチャリを選ぶことで、坂道での負担を比較的軽減できます。変速ギアには内装変速と外装変速があり、以下の特徴があります。
種類 | 特徴 |
内装変速 | •ギアが露出していない •変速の際の音が静か •チェーンやベルトが外れにくい •重量がある •価格が高め |
外装変速 | •多様な変速段数があり、幅広い地形に対応しやすい •内装変速に比べ軽い •チェーンが外れやすい •メンテナンスに手間がかかる •価格は内装変速より安め |
盗難防止のために「ロック機能」を確認する
盗難防止用のロック機能が付いているかどうかも、ママチャリを選ぶ際のチェックポイントです。盗難を防ぐために、タイヤロックやハンドルロックなどの機能のある自転車を選びましょう。
荷物の量に合う「カゴの大きさ」を確認する
スーパーに行く機会が多い場合や、1回のお買い物での荷物量が多い場合は、カゴの大きさが十分であるか確認しましょう。カゴが小さい場合、後から付け替えることも可能ですが、費用がかさむため、ママチャリの購入時に積載量を確認するのがおすすめです。
送り迎えが楽になる「電動アシスト」を確認する
子どもの送り迎えをするときや、走行時の負担を減らしたいときは、電動アシスト機能の付いたママチャリがおすすめです。電気の力でペダルが楽に漕げるため、坂道で子どもを乗せた状態でも、労力を軽減できます。
走り始める際もペダルが重いと加速しにくく転倒する危険性がありますが、電動アシスト機能があればスムーズに走り出せるので、安全面を考慮する場合にもおすすめです。
重量・耐久性が変わる「素材」を確認する
ママチャリは、使われている素材によって重量や耐久性、乗り心地が異なります。代表的な素材は「スチール」と「アルミ」の2つがあります。スチールは耐久性が高く、アルミは軽いという違いがあります。
なお、サイクリングが趣味で中長距離を快適に走行したい方には「ロードバイク」がおすすめです。ロードバイクの詳しい解説は「▶ロードバイク初心者向け!選び方のポイントや注意点を解説」をご覧ください。
安全面を考慮し「BAAマーク」を確認する
ママチャリの安全性をチェックするには、「BAAマーク」が付いているかどうかを確認しましょう。BAAマークとは、約90項目に及ぶ自転車安全基準の検査をクリアした自転車に付けられるマークで、安全性を判断するための目安になるものです。
製造上の欠陥が原因で事故が発生した際は、製品の補償などが受けられるため、安心して使用できます。
ママチャリおすすめ10選
ここからは、おすすめのママチャリを10台紹介します。最適な自転車を選ぶ際の参考にしてください。
コスパ重視のおすすめママチャリ
フィアット|FIAT 20型 折りたたみ自転車 FIAT FDB206 12231-03
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 表記なし/67〜87cm |
本体重量 | 約16.5kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
錠前 | 後輪リング錠 |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 表記なし |
BAA基準 | BAAなし |
オートライト(自動点灯) | 表記なし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 取り付け不可(リヤキャリア標準搭載) |
変速(シフト)段数 | 外装6段 |
カゴの種類 | ワイヤーカゴ |
丸石サイクル|Maruishi Cycle 26型 クロスバイク トライアングルES TRIANGLE
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 146cm以上/表記なし |
本体重量 | 14.7kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | 表記なし |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 表記なし |
BAA基準 | 表記なし |
オートライト(自動点灯) | 表記なし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 表記なし |
変速(シフト)段数 | 外装6段変速 |
カゴの種類 | 表記なし |
アサヒサイクル|Asahi Cycle 自転車 サントス26 ツヤケシブラック STS26B
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 144cm以上/表記なし |
本体重量 | 18kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 可能 |
チャイルドシート取り付け | 可能 |
BAA基準 | BAAなし |
オートライト(自動点灯) | オートライトなし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 取り付け可能(リヤキャリア標準搭載) |
変速(シフト)段数 | 変速なし |
カゴの種類 | メッシュカゴ |
マルキン|MARUKIN 自転車 プチベル PetitBelle 261-E ライトゴールド MK-23-016
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 143cm〜/75.0cm |
本体重量 | 17.5kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
錠前 | シリンダーロック錠 |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 表記なし |
BAA基準 | BAAあり |
オートライト(自動点灯) | フロントライトのみ |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 取り付け可能(リヤキャリア標準搭載) |
変速(シフト)段数 | 変速なし |
カゴの種類 | ワイヤーカゴ |
ブリヂストン|BRIDGESTONE 自転車 エブリッジU M.XRシルバー E63UT1
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 141cm〜/75.0cm |
本体重量 | 20.0kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
錠前 | BSロック8 キー3個 |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 表記なし |
BAA基準 | BAAあり |
オートライト(自動点灯) | フロントライトのみ |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 取り付け可能(リヤキャリア標準搭載) |
変速(シフト)段数 | 内装3段 |
カゴの種類 | 角型軽量樹脂バスケット(メッシュ) |
アサヒサイクル|Asahi Cycle 自転車 ジオクロスA 276 パールブラック GCA76B
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 153cm以上/表記なし |
本体重量 | 20kg |
タイヤサイズ | 27インチ |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 可能 |
チャイルドシート取り付け | 可能 |
BAA基準 | BAAあり |
オートライト(自動点灯) | フロントライトのみ |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 取り付け可能(リヤキャリア標準搭載) |
変速(シフト)段数 | 外装6段 |
カゴの種類 | 角型ワイヤーカゴ(ブラック) |
電動アシスト付きママチャリ
サイクー|CYCOO 電動アシスト自転車 CYCOO Refna mini マットブラック TDN_207L_CJ
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 150cm以上/表記なし |
本体重量 | 約27kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
標準搭載バッテリー(電圧/容量) | 24V×8Ah |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 可能 |
BAA基準 | BAAなし |
オートライト(自動点灯) | 表記なし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 表記なし |
変速(シフト)段数 | 外装3段変速 |
カゴの種類 | ワイヤーカゴ |
ブリヂストン|BRIDGESTONE 電動アシスト自転車 アシスタC STD T.Xグレイッシュミント CC0C31
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 144cm以上/73.5〜87.5cm |
本体重量 | 31.5kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | 表記なし |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 標準装備 |
BAA基準 | BAAあり |
オートライト(自動点灯) | 表記なし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 可能 |
変速(シフト)段数 | 内装3段変速 |
カゴの種類 | スクエアバスケット |
丸石サイクル|Maruishi Cycle 電動アシスト自転車 ふらっか〜ずシュシュアシスト FRACKERS マットベージュ ASFRCH203Z
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 142cm以上/77cm |
本体重量 | 30.5kg |
タイヤサイズ | 20インチ |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | 表記なし |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 表記なし |
BAA基準 | BAAあり |
オートライト(自動点灯) | 表記なし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 表記なし |
変速(シフト)段数 | 内装3段変速 |
カゴの種類 | 表記なし |
パナソニック|Panasonic 電動アシスト自転車 ビビ・YX ViVi・YX ソリッドネイビー BE-FY632
最低乗車身長/サドル最低地上高 | 141cm以上/74〜89cm |
本体重量 | 25.1kg |
タイヤサイズ | 26インチ |
錠前 | 表記なし |
前カゴ | あり |
後カゴ取り付け | 表記なし |
チャイルドシート取り付け | 表記なし |
BAA基準 | BAAあり |
オートライト(自動点灯) | 表記なし |
リアチャイルドシート取り付け可否 | 表記なし |
変速(シフト)段数 | 3段変速 |
カゴの種類 | 樹脂バスケット |
ママチャリは、近場の外出に最適な自転車です。カゴや荷台が付いていて買い物にも適しているほか、価格が安くメンテナンスも簡単で、手軽に長く使えるのも魅力です。
ママチャリを選ぶ際は、用途や使用頻度に合わせて変速ギアや電動アシスト機能の有無、素材などをチェックするのがポイントです。ここで紹介したおすすめ商品を参考に、ぜひ自分に最適な1台を見つけてみてください。
-
ママチャリの特徴はなんですか?
ママチャリの特徴は、カゴや荷台が付いていて買い物に適していること、メンテナンスが簡単であることなどです。近場で買い物や子どもの送り迎えをする方や、日々の手入れをなるべく簡単に済ませたい方に適しています。詳しくは「▶ママチャリ自転車の特徴」をご参照ください。
-
ママチャリを選ぶ際のポイントはありますか?
ママチャリを選ぶ際は、変速ギア、ロック機能、カゴの大きさ、電動アシスト機能などをチェックしましょう。用途や使用頻度を考慮して選ぶのがおすすめです。
各ポイントの詳しい解説は「▶自分に合ったママチャリの選び方」をご参照ください。