一人暮らし向け洗濯機おすすめ10選！価格相場とサイズの選び方

一人暮らしに適した洗濯機の価格相場は、以下のように用途によって異なります。

▼安さを重視する場合の目安：2〜10万円
▼乾燥機能付きを選ぶ場合の目安：10〜20万円
▼機能性にこだわる場合の目安：20万円以上

ここからは、各価格帯別の洗濯機の特徴について解説します。

洗濯機能のみの洗濯機の価格の目安は、2〜10万円程度です。リーズナブルな価格ですが、洗濯コースの種類は少なく、基本的に乾燥機能もありません。

そのため、干す手間がかかり、繊細な生地や型崩れしやすい服を洗うには不向きな場合もあります。できるだけコストを抑えたい方や、洗濯方法にこだわらない方向けの価格帯です。

価格が10〜20万円程度の洗濯機は、乾燥機能付きの洗濯機を選べます。乾燥機能付きであれば、干したり取り込んだりする手間がかかりません。

例えば、朝に洗濯機をまわして出勤すると、帰宅する頃には乾燥まで終わっているので、家事の負担を軽減できます。このように空いた時間を有効活用したい方におすすめです。

価格が20万円以上のタイプでは、さまざまな便利機能が搭載された洗濯機を選ぶことができます。節水機能によって水道代を節約したり、自動洗浄機能によって洗濯機を自動で手入れできたりと、家事の時短や節約につながります。

一人暮らしに適した洗濯機のサイズは、使用頻度によって異なり、主に次の2つに分けられます。

▼毎日洗濯する場合「4kg〜」
▼休日にまとめて洗濯する場合「6kg〜」

ここでは、それぞれの洗濯機のサイズについて解説します。洗濯機の最適なサイズについて詳しく知りたい方は、「▶洗濯機の最適なサイズは？購入前の注意点や人数別おすすめ商品12選」の記事をご覧ください。

一人暮らしで毎日洗濯するのであれば、洗濯機の容量が4kgほどあれば十分でしょう。サイズが小さい分、購入費用も抑えられます。

本体サイズが小さいため、一人暮らし向けの部屋でも置き場所に困らないでしょう。ただし、シーツや厚手の毛布など、大型の洗濯物を洗うには、7kg以上のサイズの洗濯機を選ぶのがおすすめです。

休日などに衣類をまとめて洗濯することを想定しているときは、6kg以上のサイズの洗濯機を検討しましょう。一般的に、1日あたりの一人分の洗濯物量は1.5kgが目安になるので、6kg以上の容量であれば5日分ほどの洗濯物をまとめて洗えます。

縦型とドラム式のどちらを選べば良いか、悩む方も多いでしょう。ここでは、縦型か、ドラム式か、そのほか一人暮らしに適した洗濯機の選び方を紹介します。

洗濯機を選ぶポイントについてさらに詳しく知りたい方は、「▶買ってよかったと思える洗濯機の選び方のポイントは？おすすめの製品も紹介！」をご覧ください。

ドラム式と比べて安価で、一人暮らしの間取りにも収まりやすいコンパクトなサイズが特徴です。大量の水で洗うため、泥汚れやニオイも落としやすい洗浄能力の高さも魅力のひとつです。

ただ、ドラム式よりも水量を多く使う分、水道代が高くなります。水道代を節約するには、お風呂のお湯を再利用するのがおすすめです。初期費用を抑え、洗浄機能を重視する方は、縦型を検討してみましょう。

おすすめの縦型洗濯機が気になる方は、「▶縦型洗濯機のおすすめ6選！ドラム式との違いや選び方も解説」をご覧ください。

ドラム式洗濯機は、乾燥機能が搭載されていることが多く、家事にかかる時間を短縮したい場合や、天候に左右されずに洗濯をしたい場合に重宝します。

縦型にも乾燥機能付きのタイプはありますが、ヒーター方式で電気代がかさみやすく、ドラム式のようにふんわりとした仕上がりにはなりにくい傾向にあります。電気代を抑えて、生地を傷めず乾燥させるには、ドラム式がおすすめです。

また、基本的に衣類を持ち上げて落とす「たたき洗い」方式で、衣類同士の摩擦が少なく生地が傷みにくいのが特徴です。縦型よりも少ない水で洗えるため、水道代を節約できる点もメリットです。

洗濯機で乾燥まで仕上げて、家事の時間を短くしたい方や節水したい方は、ドラム式を検討してみてはいかがでしょうか。

おすすめのドラム式洗濯機が気になる方は、「▶ドラム式洗濯機おすすめ6選！容量や機能別に紹介」をご覧ください。

最適な洗濯機を選ぶうえでは、自分のライフスタイルに合った機能があるか確認することも欠かせません。洗濯機に備わっている機能には、主に以下のものがあります。

・各種コース洗い機能（おしゃれ着コース、スピードコース、毛布コースなど）
・静音機能
・タイマー機能
・節水機能
・洗剤自動投入機能
・スマートフォン連携機能
・自動洗浄機能

自分の好みに合った機能のあるタイプを選びましょう。

洗濯機を選ぶ際は、自宅の洗濯機置き場のサイズを確認し、収まる大きさを選びましょう。おおよそのサイズで洗濯機を選ぶと、設置できない恐れもあるため、洗濯置き場の設置可能なスペース（幅や高さ、奥行き）の正確な寸法を測るために採寸が必要です。

また、玄関や廊下、エレベーターなど搬入経路の寸法も確認しましょう。一般的に本体サイズプラス10cmほどの余裕が必要です。

特に部屋の奥や2階以上に洗濯機を設置するときには、「購入したけど、部屋に入らない」とならないよう必ず事前にサイズを測っておきましょう。

ここでは、一人暮らしの方におすすめの洗濯機を、縦型とドラム式に分けてご紹介します。自分に合った機能のある製品を探してみてください。

一人暮らしに適した洗濯機の価格相場は、2〜20万円以上と幅があります。洗濯機能のみのタイプなら2～10万円ほどとコストを抑えられますが、乾燥機能のあるタイプは10万円以上かかります。

洗濯機の容量は、毎日洗う場合は4kg程度、まとめて洗濯する場合には6kg以上が目安で、使用頻度によってサイズを決めるのがおすすめです。購入前には、スムーズに搬入できるよう、洗濯機本体や設置スペース、搬入経路のサイズを忘れずに確認しましょう。

ここで紹介したおすすめの商品を参考に、ぜひ自分のライフスタイルに最適な洗濯機を見つけてみてください。