6つの選び方とおすすめテレビをご紹介
テレビは平均10年程度で買い替えられています。
この記事では、テレビの買い替えのタイミングや、画質や音質、機能など失敗しない選び方、
さらにおすすめのテレビについて詳しく解説します。
目次
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テレビを買い替えるタイミングはいつ?
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失敗しないテレビの選び方とは?
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テレビの選び方1 画質:HD/フルHD/4K/8K
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テレビの選び方2 画面サイズ:部屋の広さに合う画面サイズとは?
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テレビの選び方3 パネルの種類:有機EL/液晶
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テレビの選び方4 録画機能:同時録画・4K録画・全録機能
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テレビの選び方5 音質:内蔵スピーカー/外部スピーカー
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テレビの選び方6 インターネット機能:動画視聴・アプリ・音声認識
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メーカー別のテレビの特徴をご紹介
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テレビの買い替えにおすすめの商品とは?
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おすすめのテレビ1 コスパ重視の方向け
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おすすめのテレビ2 一人暮らしの方向け
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おすすめのテレビ3 スポーツ観戦が好きな方向け
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おすすめのテレビ4 画質にこだわりたい方向け
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おすすめのテレビ5 音質にこだわりたい方向け
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おすすめのテレビ6 多機能なテレビが欲しい方向け
テレビを買い替えるタイミングはいつ?
テレビを買い替えるタイミングは、いつが最適なのでしょうか。
内閣府の消費動向調査によれば、テレビの買い替え年数は平均で9.3年です。テレビの耐用年数は5年~10年といわれており、耐用年数を超えて使うことも可能ですが、不調があらわれたら、本格的に故障する前に買い替えることをおすすめします。
なお、人事異動や進学などによる新生活の準備時期(春先と秋口)は、テレビの需要が高く、下取りキャンペーンなどでお得に買い替えられる可能性があります。
また、4月と9月頃は新製品の発売されることが多く、その前後に型落ち商品が安く販売される場合があります。

失敗しないテレビの選び方とは?
テレビの選び方にはいくつかのポイントがあります。
以下では、テレビの選び方のコツについての6つの要点を解説します。
テレビの選び方1 画質:HD/フルHD/4K/8K
画面の色は画素(ピクセル)と呼ばれる小さな点を並べることで表現されます。
テレビの画質は「画面解像度」で表され、画素密度による画面解像度(単位:dpi、ppi)と画素数による画面解像度(フルHDや4K等)がありますが、後者の方が馴染み深いかと思います。
画素数による画面解像度では、縦横の画素数で画質を表し、以下のような規格があります。
HD | 1280×720(92万1600画素) |
フルHD | 1920×1080(207万3600画素) |
4K | 3840×2160(829万4400画素)(フルHDの4倍) |
8K | 7680×4320(3274万5600画素) |
画素数が多い方がより繊細な映像表現が可能で、画面のサイズが大きくてもぼやけにくくなります。
最近の映像の多くはフルHD画質で制作・提供されているため、それ以上の画素数があれば映像の劣化なく、テレビを楽しむことができます。
ただし、今後、4Kや8Kによる映像制作が予想されることやスポーツ観戦などをより楽しむためには、それらのテレビを購入するのも良いでしょう。
また、表示できる明るさの範囲を進歩させたHDR(ハイダイナミックレンジ)と呼ばれる規格もあります。
HDRは従来の100倍の明るさが表現可能で、明暗差による黒つぶれや白飛びを抑えられます。
テレビの選び方2 画面サイズ:部屋の広さに合う画面サイズとは?
テレビの画面サイズは一般的にインチで表されます。
近年のテレビは16:9の規格で作られているため、対角線の長さをインチで表すことで、画面の大きさを表すことができます。
テレビのサイズにはV型と呼ばれるものがあり、インチ表示がベゼル(枠)も含むのに対して、V型表示は視聴画面の大きさを表します。
最新のテレビは薄型化・軽量化され、さらにベゼルも薄くなっているため、買い替え前よりも大型のテレビを設置できる場合があります。
ただし、テレビには部屋の大きさ等に応じた適正画面サイズがあります。
フルHDの場合は、「テレビの高さ×3」が視聴距離の目安です。
4Kの場合はフルHDの4倍の画素数があるため、視野角が広く、より近くでもテレビを楽しむことができ、視聴距離の目安は「テレビの高さ×1.5」です。
これらの視聴距離の目安は最短距離ですから、少し余裕をもって、部屋の大きさ(視聴距離)に合わせたテレビを選択しましょう。
部屋の大きさ | 視聴距離 | サイズ(フルHD) | サイズ(4K) |
6畳未満 | 1.2m | ~32V | ~49V |
6畳 | 1.4m | 37V | 49V |
6~8畳 | 1.5~1.6m | 40V~42V | 55V |
8~12畳 | 1.7m | 46V | 65V |
12畳以上 | 1.9m~ | 52V~ | 65V~ |
※テレビのサイズはV型表示(視聴画面のインチ表示)
テレビの選び方3 パネルの種類:有機EL/液晶
テレビのパネルには、有機ELと液晶の2種類があります。
有機ELのディスプレイは、素子が自発光するため発色が綺麗で、バックライトが必要ないため薄く軽量化が可能です。
液晶に比べて視野角が広いのも、有機ELテレビの特徴です。
画質を重視するなら有機ELがおすすめです。
一方、液晶テレビは有機ELに比べて画面が明るくて価格も安く、パネル自体の寿命も2倍程度あることから、コストパフォーマンスに優れています。
液晶パネルの方が消費電力も少ないため、費用で選ぶならコストパフォーマンスの高い液晶テレビがおすすめです。
ただ、液晶テレビにも種類があり、駆動方式によりTN、VA、IPSに分けられます。
TN方式はPCのディスプレイなどに多く、視野角が狭い代わりに即応速度が速いというメリットがあります。
VA方式は明暗がはっきりしており、高コントラスト表現が得意です。
IPS方式は広い視野角により、斜めからでも綺麗に見られるのが特徴です。
他にも倍速駆動パネルと呼ばれる、前後の画像から中間画像を補完し、フレーム数を倍にするものがあります。
フレーム数を倍にすることで、1秒間に表示できる静止画の枚数が2倍になりますので、より滑らかな映像が表示でき、スポーツ観戦などに最適です。

テレビの選び方4 録画機能:同時録画・4K録画・全録機能
録画機能付きのテレビは、ハードディスク内臓タイプはそのまま録画ができ、外付けハードディスク接続タイプは外付けHDDがあれば録画可能なため、別途レコーダーを購入するよりも安く済みます。
チューナーが複数ある場合は、同時に複数チャンネルの録画が可能で、4Kチューナーが搭載されている録画機能付きのテレビであれば、4Kの画質で録画することが可能です。
ただし、4K対応のテレビでも4Kチューナーが搭載されていない場合があります。
全録機能付きの機種は、チューナーの搭載数に応じて番組を自動で録画し、後で視聴できます。
東芝の「早見早聞」機能など、録画した番組を1.3倍や1.5倍速で再生できる倍速再生モードが搭載された機種も販売されています。
テレビの選び方5 音質:内蔵スピーカー/外部スピーカー
最新のテレビは音質が非常によく、外部スピーカーなしでも、良質かつ迫力のある音を楽しめます。
音質にこだわりたい方は、ウーファー内蔵モデルや、立体音響モデルがおすすめです。
音質を重視したテレビは、正面や両サイドにスピーカーを搭載し、音が直接届くように工夫されているため、サイズは大きいものが多いです。
また、AIにより音質を最適化する機能が搭載されたモデルもあります。
より音質にこだわりたい場合は、外部スピーカーを設置し、テレビは映像に特化したモデルを選ぶことをおすすめします。
テレビの選び方6 インターネット機能:動画視聴・アプリ・音声認識
最新のテレビには、インターネットに接続されているモデルや、アプリに対応したモデル、音声認識機能付きのモデルなどがあります。
インターネット接続に対応した機種では、テレビ単体でNetflixなどのVODサービスを楽しむことができます。
アプリに対応しているテレビでは、スマホと連携して録画した番組を視聴できるようになるなど、より多くの機能を使用することができます。
音声認識が搭載されたモデルは、声による音量調節や動画再生などの操作が可能です。
メーカー別のテレビの特徴をご紹介
テレビの選び方の視点をお伝えしてきましたが、ここでは、代表的な国内メーカーのテレビの特徴をご紹介します。

SONY
SONYのテレビの多くはネットに接続しており、NetflixやVODを利用できます。画質や音質も高品質な商品が多いのも特徴です。
東芝
東芝は「タイムシフト機能」搭載のモデルが人気です。タイムシフト機能とは、複数の番組を常時録画し、後で見られる機能です。
パナソニック
パナソニックのテレビは、コンパクトなモデルから65インチの大型テレビまで幅広いラインナップが特徴です。また、視野角の広いIPS方式のテレビが豊富です。
シャープ
シャープの特徴は色彩表現です。繊細な映像が楽しめるモデルが多く、4Kアップコンバート機能(フルHDの映像を4K画質にする機能)も優れています。
三菱
三菱は、テレビの角度をリモコンで調節できるオートターン機能や、録画機能・ブルーレイ再生機能を備えるなど機能性に優れたモデルが多く販売されています。
テレビの買い替えにおすすめの商品とは?
ここからは以下のポイントに注目して、それぞれおすすめのテレビをご紹介します。
- ・コスパ重視
- ・一人暮らし
- ・スポーツ観戦
- ・画質
- ・音質
- ・多機能
おすすめのテレビ1 コスパ重視の方向け
価格は抑えたいが、それでもある程度機能が充実したテレビが欲しいというコスパ重視の方には以下のようなテレビがおすすめです。

ソニー:液晶テレビ BRAVIA(ブラビア) ブラック KJ-24W450E
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
HD | 24V | 液晶 | 4kg |
便利機能 | |||
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LG:液晶テレビ 32LX6900PJA
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
フルHD | 32V | 液晶 | 4.65kg |
便利機能 | |||
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アイワ:液晶テレビ TV-43UF30H
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K対応 | 43V | 液晶 | 約10kg |
便利機能 | |||
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おすすめのテレビ2 一人暮らしの方向け
薄型・軽量のテレビとして、以下のようなモデルがおすすめです。

パナソニック:液晶テレビ VIERA(ビエラ) TH-24H300
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
HD | 24V | 液晶 | 4.5kg |
便利機能 | |||
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東芝:液晶テレビ REGZA(レグザ) 32S24
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
HD | 32V | 液晶 | 4.4kg |
便利機能 | |||
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ソニー:液晶テレビ BRAVIA(ブラビア) ブラック KJ-32W730E
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
フルHD | 32V | 液晶 | 5.4kg |
便利機能 | |||
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おすすめのテレビ3 スポーツ観戦が好きな方向け
スポーツ観戦がお好きな方には、DAZNの視聴、倍速表示が可能な以下のようなモデルがおすすめです。

ソニー:有機ELテレビ BRAVIA(ブラビア) KJ-48A9S
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 48V | 有機EL | 13.9kg |
便利機能 | |||
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ソニー:液晶テレビ BRAVIA(ブラビア) KJ-55X9500H
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 液晶 | 16.8kg |
便利機能 | |||
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パナソニック:液晶テレビ VIERA(ビエラ) TH-55HX900
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 液晶 | 23kg |
便利機能 | |||
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おすすめのテレビ4 画質にこだわりたい方向け
画質にこだわりたい方は、4K画質、有機ELパネルのテレビがおすすめです。

LG:有機ELテレビ ブラック OLED48CXPJ
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 48V | 有機EL | 14.9kg |
便利機能 | |||
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ソニー:有機ELテレビ BRAVIA(ブラビア) KJ-55A8H
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 有機EL | 16.8kg |
便利機能 | |||
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シャープ:有機ELテレビ CQ1 4T-C48CQ1
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 48V | 有機EL | 15.5kg |
便利機能 | |||
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おすすめのテレビ5 音質にこだわりたい方向け
音質重視のモデルとしては以下のようなモデルがおすすめです。

東芝:液晶テレビ REGZA(レグザ) 55C350X
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 液晶 | 12.7kg |
便利機能 | |||
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ハイセンス:液晶テレビ U8Fシリーズ 55U8F
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 液晶 | 17.4kg |
便利機能 | |||
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パナソニック:液晶テレビ VIERA(ビエラ) TH-55HX950
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 液晶 | 23.5kg |
便利機能 | |||
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おすすめのテレビ6 多機能なテレビが欲しい方向け
多機能なテレビとしては以下のようなモデルがおすすめです。

東芝:液晶テレビ REGZA(レグザ) 43Z730X
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 43V | 液晶 | 13kg |
便利機能 | |||
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東芝:液晶テレビ REGZA(レグザ) 50C350X
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 50V | 液晶 | 10.7kg |
便利機能 | |||
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パナソニック:有機ELテレビ VIERA(ビエラ) TH-55HZ1000
画質 | 画面サイズ | パネル | 本体重量 |
4K | 55V | 有機EL | 21.8kg |
便利機能 | |||
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テレビを買い替えるポイントや選び方について解説しました。
テレビは10年程度で買い替えるのが一般的で、テレビのパネルは画質の優れた有機ELとコストパフォーマンスに優れた液晶にわけられます。また、メーカーごとでも画質や音質、機能などに特徴がありますので、環境にあったものや自分のこだわりたいポイントに合ったモデルを選ぶことをおすすめします。
これからテレビの購入を検討されている方はぜひ参考にしてください。
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