部屋に合った機能の製品をご紹介!
この記事では、数多くのモデルが販売されているロボット掃除機について、特徴や機能、選び方を解説しています。
また、2022年最新のおすすめロボット掃除機を、機能・性能の一覧と合わせて紹介しているので、
自分の生活環境に合ったロボット掃除機選びの参考にしてください。
目次
ロボット掃除機の特徴を掃除方式や走行方式ごとに紹介
ロボット掃除機といっても、メーカーごとで多種多様な製品が販売されており、「違いがわからない」という人も多いのではないでしょうか。
ロボット掃除機はモデルによって機能や特徴が異なりますが、大きなポイントとなるのが「掃除方式」と「走行方式」の違いです。
ここからは、掃除方式と走行方式のそれぞれの方式について種類や違いを紹介していきます。
掃除方式は「吸引方式」「水拭き方式」の2つ
ロボット掃除機の掃除方式には、「吸引方式」「水拭き方式」の2つのタイプがあります。それぞれどのような掃除方式なのか解説します。
・吸引方式
吸引方式は、普通の掃除機と同じようにごみを吸引して集める掃除方式です。ロボット掃除機は基本的には吸引方式が採用されています。
吸引方式のロボット掃除機は製品の種類やデザイン、搭載されている機能が豊富で、選択の幅が広いです。吸引方式は、フローリングをはじめ、畳やカーペットの掃除にも使えるので、汎用性の高いロボット掃除機を求める人におすすめです。
また、部屋角の掃除しにくいゴミもサイドブラシによりかきだし、集めることができます。

・水拭き方式
水拭き方式は、モップなどで床を拭いて掃除する掃除方式で、普通の掃除機にはできない拭き掃除を自動で行ってくれるのが魅力です。設定によっては乾拭きを行うことができるモデルもあります。
ローリング等のツルツルした床におすすめですが、水拭き方式は、畳やカーペットの掃除には不向きです。
ロボット掃除機には、他にも吸引方式と水拭き方式の両方の掃除方式が搭載された製品もあります。ごみの吸い取りと床の拭き掃除を両方こなし、掃除の手間を大幅に減らせるため、掃除を効率よくすませたい人は、吸引方式と水拭き方式の両方を搭載したタイプもチェックしてみましょう。

走行方式は「ランダム方式」「直進清掃方式」「マッピング方式」の3つ
ロボット掃除機の走行方式には「ランダム方式」「直進清掃方式」「マッピング方式」の3つのタイプがあります。それぞれの走行方式は次の通りです。
・ランダム方式
ランダム方式は、壁に面したときに自動で方向転換をし、部屋内を縦横無尽に掃除する走行方式です。そのため、掃除するのに時間がかかりますが、時間さえかければ最も掃除能力が高い方式とされます。
また、他の走行方式のモデルに比べて価格が安いことも特徴です。

・直進清掃方式
直進清掃方式は、壁から壁に直進して進み、壁に面したときに折り返して、部屋の中を直線的に往復しながら掃除する走行方式です。
ランダム方式は、同じ箇所を何度も繰り返して掃除するため、掃除の効率が悪いというデメリットがあり、直進清掃方式はこのデメリットを補うために開発されました。
規則正しく進むため、無駄なく掃除することができますが、部屋の中に置いてあるものが多い場合や、部屋の外に出ることが少ないため複数の部屋を掃除するには不向きです。

・マッピング方式
マッピング方式は、センサーで部屋の間取り・形状を測定し記憶したうえで、ロボット掃除機が最適な掃除ルートを判断して走行する方式です。
1部屋だけでなく複数の部屋の掃除もできるほか、侵入禁止エリアを設定することもできます。3つの走行方式の中で最も効率的で高性能ですが、その分ほかの走行方式のモデルよりも高価格です。

ロボット掃除機の機能解説
ロボット掃除機の掃除方式と走行方式についてご紹介しましたが、ロボット掃除機には、機能面でもモデルごとにさまざまな特徴があります。ロボット掃除機の機能にはどのようなものがあるのでしょうか。
障害物検知で家具を傷つけない
ロボット掃除機の中には、「障害物検知」の機能を搭載したモデルがあります。障害物検知機能は、部屋にある障害物をセンサーが自動で検知して衝突を回避し、部屋においてある家具やオブジェなどにぶつかって傷をつけたり、倒したりするトラブルから守ってくれます。
また、ペットを飼っているお部屋では、ロボット掃除機がペット用の水入れに衝突し、水がこぼれてしまうことも防いでくれます。

段差検知で落下を防止
「段差検知」機能を備えていれば、ロボット掃除機が階段などの大きな段差から落ちて破損することを防いでくれます。小さな段差であれば判断して乗り越え、大きな段差を検知すると方向転換して落ちないようにします。
基本的に、ロボット掃除機が越えられる、もしくは降りられる段差の限界は2cm程度です。それ以上の段差を超えたり降りたりすることは、ロボット掃除機の故障の原因にもつながるので注意しておきましょう。

遠隔操作機能で外出中でも起動可能
ロボット掃除機には、Wi-Fi接続による「遠隔操作」が可能なモデルもあります。遠隔操作機能を搭載したロボット掃除機であれば、外出先からもスマートフォンでロボット掃除機を稼働できます。
また、スマートフォンでロボット掃除機の稼働スケジュールを設定することも可能です。稼働スケジュールを設定しておけば、起動の手間なくロボット掃除機を稼働できるため便利です。

自動帰還機能で充電可能
「自動帰還」機能を備えたロボット掃除機であれば、掃除完了後や充電の残量が一定値以下になると充電器に自動で帰還してくれます。そのため、自動帰還機能を搭載していれば、掃除の途中でバッテリー切れを起こして停止してしまう心配がありません。
さらに、ダストステーション機能を備えたモデルなら、内部に溜まったごみを充電時に自動でダストステーション内に入れてくれます。毎回掃除機からゴミを取り出す作業がなくなるので非常に便利です。

おすすめのロボット掃除機の選び方
ここまでロボット掃除機の掃除方式や走行方式、機能について解説してきた内容でわかるように、ロボット掃除機は数多くの商品が販売されています。ではロボット掃除機はどうやって選べばよいのでしょうか。
ここからは、おすすめのロボット掃除機の選び方をご紹介します。
自宅の部屋の数・形状を考えて選ぶ
ロボット掃除機は、自宅の部屋の数や形状を考え、掃除させたい部屋にあったロボット掃除機を選びましょう。
例えば、一人暮らしでは1つの部屋にいろいろな家具や家電を置いて生活することになります。そうなると、直進清掃方式のロボット掃除機ではうまく掃除ができません。また、一人暮らしは部屋数も少ないため、間取りを計測して最適な掃除ルートを走行するマッピング方式のメリットも活かせません。
さらに、床がフローリングの部屋であれば、吸引方式、水拭き方式のどちらの掃除方式でも問題ありませんが、畳の部屋なら水拭き方式は不向きです。
このように、部屋の数や形状によってはうまく掃除ができないものもあるため、自宅のどの部屋を掃除させたいのか部屋数や形状を事前に想定しておくことが重要です。
コスパを考えて選ぶ
ロボット掃除機の値段は、平均で4万円~8万円ほどです。そのため、コストパフォーマンスを考えて購入するのがおすすめです。
例えば、安さのみ重視でロボット掃除機を購入しても、バッテリーの持続時間が短かったり、掃除方式がランダム方式の製品となれば、大きな部屋や複数の部屋の掃除に十分なパフォーマンスを発揮できなかったりする場合があります。
購入した後に後悔しないために、コストとパフォーマンスの両方に注目し、自分にあったロボット掃除機を考えるのがおすすめです。
静音性の高さで選ぶ
近隣への騒音や、在宅勤務で掃除機の運転音が気になる場合などには、静音性にすぐれたロボット掃除を選ぶことがおすすめです。
室内で通常の会話をしている場合、音のレベルは60dB程度といわれています。ロボット掃除機の音が気になる人は、運転音が60dB以下のモデルを選ぶのがよいでしょう。
また、ロボット掃除機によっては、音を抑えるモードが搭載されているものがあるので、購入前にそのような機能が備わっているか確認してみるのもおすすめです。
手入れのしやすさで選ぶ
ロボット掃除機の選び方として、ゴミの捨てやすさ、水洗いのしやすさを考えて購入するのもおすすめです。
ロボット掃除機は、基本的にフィルターや集じんボックスの手入れが必要で、掃除方式が吸引方式の場合は、さらにサイドブラシの手入れをする必要があります。
例えば、集じん容量が大きければごみ捨ての回数が減るので、集じんボックスを手入れする頻度も抑えることができます。
集じんボックスのごみを取り出して捨てる作業を、手間に感じ面倒くさいという人は、集じん容量が大きいモデルのロボット掃除機がよいでしょう。

2022年人気のおすすめロボット掃除機!機能・性能の一覧比較表
続いて、2022年おすすめのロボット掃除機をご紹介します。機能をまとめて比較した一覧表もありますので、自分にぴったりのロボット掃除機を選ぶのに、ぜひお役立てください。

アイロボット「【国内正規品】 ロボット掃除機 「ルンバ」 e5 ブラック e515060」
本体サイズ | 高さ92×直径351mm |
本体重量 | 約4.0kg |
掃除方式 | 吸引 |
走行方式 | ランダム方式 |
充電時間・運転時間 | 約3時間・最大90分 |
機能 |
|

パナソニック「MC-RSC10-W ロボット掃除機 ルーロミニ ホワイト」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 92×249×249mm |
本体重量 | 2.0kg |
掃除方式 | 吸引 |
走行方式 | ランダム方式 |
充電時間・運転時間 | 約3時間・約80分 |
機能 |
|

アイロボット「【国内正規品】 ロボット掃除機「ルンバ」 i3 グレー I315060」
本体サイズ | 高さ92×直径342mm |
本体重量 | 約3.2kg |
掃除方式 | 吸引 |
走行方式 | マッピング方式 |
充電時間・運転時間 | 約3時間・最大75分 |
機能 |
|

ソウイジャパン「SY-111 ロボット掃除機」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 75×295×295mm |
本体重量 | 2.2kg |
掃除方式 | 吸引+水拭き |
走行方式 | ランダム方式 |
充電時間・運転時間 | 約4~5時間・約100~120分 |
機能 |
|

パナソニック「MC-RM10-W 床ふきロボット Rollan(ローラン) ホワイト」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 80×240×243mm |
本体重量 | 2.5kg |
掃除方式 | 吸引+水拭き |
走行方式 | 直進方式 |
充電時間・運転時間 | 約2.5時間・約60分 |
機能 |
|

アイロボット「【国内正規品】 ロボット掃除機「ルンバ」 i3+ グレー I355060」
本体サイズ | 高さ92×直径342mm |
本体重量 | 約3.2kg |
掃除方式 | 吸引 |
走行方式 | マッピング方式 |
充電時間・運転時間 | 約3時間・最大75分 |
機能 |
|

エコバックス「ロボット掃除機 DEEBOT OZMO U3 DK4G」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 57×310×310mm |
本体重量 | 2.0kg |
掃除方式 | 吸引+水拭き |
走行方式 | マッピング方式 |
充電時間・運転時間 | 約4時間・約100分 |
機能 |
|

エコバックス「ロボット掃除機 DEEBOT T9+ DLX13-54」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 94×353×353mm |
本体重量 | 3.6kg |
掃除方式 | 吸引+水拭き |
走行方式 | マッピング方式 |
充電時間・運転時間 | 約6.5時間・約175分 |
機能 |
|

ネイトロボティクス「ロボット掃除機 「Botvac D3 Connected」 BV-D305 グレー」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 100×319×336mm |
本体重量 | 3.39kg |
掃除方式 | 吸引 |
走行方式 | マッピング方式 |
充電時間・運転時間 | 100分・最大60分 |
機能 |
|

フォアベルク「VR300 ロボット掃除機 コーボルト[VR300]」
本体サイズ(高さ×幅×奥行) | 90×340×340mm |
本体重量 | 4.2kg |
掃除方式 | 吸引 |
走行方式 | マッピング方式 |
充電時間・運転時間 | 3〜5時間・最大60分 |
機能 |
|
機能性能一覧表
※表は右にスライド可能です
※ロボット掃除機のアイコンをタップ(クリック)すると商品ページに移動できます
ロボット掃除機は数多くの製品が販売されています。掃除方式や走行方式、機能に注目して、自分にあったモデルを選ぶことが大切です。
2022年人気のおすすめロボット掃除機や、機能・性能の一覧比較表も是非参考にしていただき、自分にピッタリのロボット掃除機を選びましょう。
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